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「ダイエット(Diet)」の語源は「day eat」といわれています。もともとは食事そのものを指していました。転じて医学の現場でも「特別食」「食餌療法」という意味で使われるようになったのです。もともとは「療法」なので、ただ単に「やせる」ことだけが目的ではありませんでした。 過度のダイエットは危険「ダイエット」は「医療行為」である、という認識をもって臨まないと、ただ体を壊しただけで終わってしまうことになりかねません。 では痩せるにはどうしたらいいのでしょうか。取り入れるエネルギーを少なくして、使うエネルギーを多くすればいいのです。差し引きマイナスが続けば貯蓄(脂肪)がどんどん減っていくことは自明です。「減らす」「増やす」の方法が多岐にわたり、その効率や体に及ぼす影響などによって、さまざまな益や害が生じるところにダイエットの難しさがあります。それゆえに、「ダイエットは医療行為」という認識が重要なものになってきます。痩せても体内が壊れてしまったら、リバウンドでまた太るどころか生命までも危うくなる可能性もあります。 「今の自分はどんな体なのか」を把握し、「臨もうとしているダイエット法は体にどのような影響を及ぼすか」を認識した上で、危険ではないレベルで実践する。さらに「自分はなぜ太ってしまったのか」という原因を探ることによって、「太らないライフスタイル」に切りかえる。ここまで行って、はじめて「医療行為としてのダイエット」といえます。 BMI(Body Mass Index)値BMIとは肥満度を表す指数のことです。1999年にWHOが指数による判定の基準を発表しています。ただし、この場合の「肥満度」とは、プロポーション的な意味合いではなく、肥満度と生活習慣病など病気との関係を統計的に数値化したものです。
BMI値は身長と体重から計算します。 日本では18.5から25までが正常範囲とされています。アメリカなどではまた違った判断基準になります。標準指数は22で、身長(m)2×22が標準体重になります。 kcal=熱量の単位基礎代謝量+活動代謝量+特異動的作用=栄養所要量となります。基礎代謝量とは、人間が生きていく上で、必ず必要とされるエネルギー量です。体温の維持や、各臓器の活動に最低限必要なエネルギー量です。横になって安静にしているときや寝ているとき、これだけのエネルギー量が消費されているとされています。生命現象に必要なエネルギーは、食物が含む熱量素が体内で燃焼することによるエネルギーでまかなわれる。このエネルギーは、「熱のエネルギー」の単位であるカロリーで表わします。栄養学でいう1カロリーは、1リットルの水を14.5度から15.5度まで温めるのに必要なエネルギー。1kcal=1kgの水温度を1℃上げるのに必要な熱量です。成人女性最低限摂取カロリーは1.800kcal・成人男性最低限摂取カロリーは2.200kcal・減量中の下限カロリーは1.200kcalです。 体重1kgの増減には、約7,200kcalのエネルギーが関係します。例えばショートケーキ毎日1個(100g)を体重の増減のないエネルギー摂取・消費の状態よりも余分に食べたとき、約21日で体重が1kg増加することになります。反対に、増加した1kgの体重を早歩き(80m/分)で減らそうとすると、体重60kgの人で1日1時間毎日運動を続けて、約26日必要になります。ショートケーキを毎日1個食べることは簡単ですが、それによって増加した体重を運動で戻すのには努力が必要です。 健康を保持・増進するために必要なエネルギーならびに各栄養素を1日にどの位摂取すればいいのかを示したものです。性別・年齢・身長・生活活動強度別など示されています。参考として、生活活動強度II・平均的な身長、体重の18〜29歳女性の栄養所要量は次のとおりです。エネルギー1,800kcal・たんぱく質55g・ビタミンA1,800U・ビタミンB1,0.8mg・ビタミンB2,1.0mg・ビタミンB6,1.2mg・ビタミンB12,2.4mg・ビタミンC,100mg・ビタミンD,100IU・ビタミンE(α‐トコフェロール当量)8mg・ビタミンK,55μg・ナイアシン(ナイアシン当量)13mg・パントテン酸5mg・葉酸200μg・ビオチン30μg・鉄12mg・カルシウム600mg・リン700mg・マグネシウム250mg・カリウム2,000mg・銅1.6mg・ヨウ素150μg・マンガン3mg・セレン45μg・亜鉛9mg・クロム30μg・モリブデン25μg・食物繊維(目標摂取量)20〜25gとなっております。 |
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